タイ・バンコクにある日本人のための内科・小児科・皮膚科

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予防接種ワクチン

タイ・バンコクのサクラクロスクリニックでは、タイ在住の日本人に接種が推奨されているワクチン予防接種を行っております。
タイ駐在、タイ勤務、タイ出張、タイ留学、タイ旅行が急に決まったことで、日本国内で複数回接種が間に合わなかったなどの場合には、日本国内で接種されているワクチンと同じものをできる限りご用意して2回目以降の接種を行うことができます。
接種期間や抗体の有無などを確認しながら日本人スタッフがお手伝いいたしますのでご安心ください。

ワクチン薬剤接種費用(THB)接種回数
大人子供
インフルエンザFluarixTetra / Vaxigrip Tetra9009001回
A型肝炎Havrix239021902回
B型肝炎Engerix10009003回
A型肝炎+B型肝炎Twinrix21003回
狂犬病Verorab / Speeda1260 / 11001260 / 11002回
日本脳炎Imojev111011102回
腸チフスTyphim120012001回
デング熱QDENGA(武田薬品)250025002回
肺炎球菌Prevnar13 / Pneumovax23(大人2回目~)3500 / 180035004回
ロタワクチン1価Rotarix16402回
ロタワクチン5価Rotateq14503回
手足口病Entrovac31502回
帯状疱疹Shigrix62002回
HPV9価Garasil9770077003回
水疱瘡Varivax / Varilrix20802回

* 大人、子供の年齢定義はワクチンにより異なります。予防接種ワクチン毎に対象年齢が定められております。

混合ワクチン

タイ・バンコクのサクラクロスクリニックでは、6種混合ワクチンまでの予防接種を行っております。
混合ワクチンとは、複数のワクチン成分が一つの薬液に組み合わされ、1回の注射で複数のワクチンを接種する効果があるものを指します。日本では厚生労働省が5種混合の国内製造販売を2023年3月に承認いたしました。DPT-IPV4種混合ワクチンとヒブワクチンは2歳ごろまでの間に計8回の接種が必要でしたが、DPT-IPV-Hib5種混合になると4回に減らすことができます。アメリカ医学を推奨するタイではDPT-IPV-Hib-HepB6種混合まで認められており、B型肝炎の3回においても接種回数を減らすことが可能です。注射に抵抗が大きい小児において接種費用を安く抑えること以上に接種回数を減らすことは価値があります。成人向けのブースター(ワクチンの効果を持続させるための追加接種)としても用いられます。

ワクチン内容接種費用(THB)接種回数
大人子供
MMR3種混合麻疹、風疹、おたふくかぜ120012002回
MMR4種混合麻疹、風疹、おたふくかぜ、水疱瘡28702回
DT2種混合破傷風、ジフテリア7507501回
DPT3種混合破傷風、ジフテリア、百日咳120012001回
DPT4種混合破傷風、ジフテリア、百日咳、ポリオ18704回
DPT5種混合破傷風、ジフテリア、百日咳、ポリオ、ヒブ20104回
DPT6種混合破傷風、ジフテリア、百日咳、ポリオ、ヒブ、B型肝炎27604回

* 大人、子供の年齢定義はワクチンにより異なります。予防接種ワクチン毎に対象年齢が定められております。

よくある質問

Q1:ワクチン代のほかに診察代やドクターフィーなどが別料金でかかりますか?

回答:いいえ。かかりません。タイや世界の病院ではドクターフィーと施設料が予防接種代とは別途かかることが通例ですが、当院では日本の通例に合わせて、上記の価格表の費用以外には一切かかりません。

Q2:大人と子供でワクチン代が違うのはなぜですか?

回答:大人と子供では使用するワクチンの種類が違います。ワクチンによって同じ金額のものは大人も子供も同じワクチンです。例えばインフルエンザワクチンに大人用や子供用は存在しないため同額です。しかし、A型肝炎のワクチンは大人用や子供用がありますので費用が異なります。これは日本でもタイでも同じです。

Q3:支払いはクレジットカードを使えますか?

回答:はい、ご利用頂けます。JCB、Master、VISAでのご決済が可能です。

Q4:ワクチンリストに無いワクチンは接種できますか?

回答:はい。できます。タイ王国内で接種が認可されているワクチンはお取り寄せができます。お問い合わせください。お取り寄せ前に費用をお伝えいたします。費用をご確認いただいて接種のご意思をお決めになられて構いません。

Q5:予約しなくても予防接種できますか?

回答:はい。できます。基本的にはご予約なしで接種可能ですが、ワクチンの在庫に問題があり接種できない場合がございます。ご予約頂けますと安心です。

Q6:当日は何を持って行けばよいでしょうか?

回答:パスポートをご持参ください。0歳から6歳までの子供の接種をご希望の場合には、母子手帳をご持参ください。その他、接種記録を付ける手帳をご利用の方は手帳をご持参ください。

Q7:子供の予防接種スケジュールが日本とタイでは違うと聞きましたが本当ですか?

回答:はい、本当です。子供の予防接種について、タイ・バンコクの一般的な病院では日本の予防接種スケジュールと異なるワクチンが多くあります。当院では現在までの接種状況と保護者のご希望を十分にお伺いし、個別に対応させていただきますので、ご安心ください。

Q8:子供に接種するワクチンのスケジュールと種類を日本と同じにしてもらえますか?

回答:はい。同じにいたします。当院は日本の小児科学会のワクチンスケジュールとワクチンの種類に合わせております。(タイのスケジュールを希望される場合には対応いたします。)

Q9:狂犬病ワクチンは2種類がリストにありますがどちらを接種するのですか?

回答:基本的には安価で同品質のSpeedaです。日本で1本目Verorabを接種されていて、当院で2本目を希望される場合にはVerorabを接種いたします。他にはタイ国内で観光中に犬、猫、コウモリなどと狂犬病感染の恐れがある接触をした際に、観光現場の直近タイ医療機関でVerorabが接種されていることがございます。その続きを当院で接種する場合などにVerorabを接種いたします。※予防は2回接種ですが、暴露後(かまれたり、傷がある皮膚をなめられた)の場合には6回接種になります。発症後には致死率100%となるため、タイでは接種する方が大変多いです。

Q10:計4回接種が必要な予防接種を日本で途中まで接種しています。続きから接種はできますか?

回答:はい。可能です。日本で接種したワクチンをお伝えください。ワクチンは可能な限り日本で接種されたものと同じものをご用意いたしますが、そもそもタイ国内への輸入がFDA承認されていないものはご用意できませんことご了承ください。その場合は代替のワクチンを接種いたします。

Q11:接種できないことはありますか?(妊娠・病気・治療中など)

回答:はい。以下にあてはまる方はワクチンによっては接種をお断りすることがございます。37度以上の発熱している方、妊娠中の方、持病をお持ちの場合、生ワクチン接種から間もない方、予防接種対象疾患に既に罹患(かかっている)の方、卵アレルギー(ワクチン製造に利用)のある方など。医師にご相談ください。

Q12:肝炎のワクチンはA型だけのワクチンの方がA型+B型のワクチンより高いのはなぜですか?

回答:A型だけのHavrixは2回の接種で十分な抗体を得ることが出来ます。A型+B型のTwinrixは3回の接種が必要です。A型だけの抗体が必要な場合には2回の接種で完了するA型だけのワクチンの方が安価となります。

Q13:破傷風のワクチンを接種したいです。

回答:破傷風のみのご希望はDT2種混合(破傷風、ジフテリア)の接種になります。特殊な破傷風のみのワクチンは需要の低さから一般市場になく逆に仕入が高価になり、汎用性の高いDT2種混合は非常に安価に提供でき必要十分であるためです。混合ワクチンにするデメリットはないとされています。

接種スケジュール(大人)

タイ・バンコクで生活する成人に推奨されているワクチンのスケジュールです。A型肝炎や腸チフスなど経口感染(汚染された飲食物を口にすることで感染)する感染症のワクチンが主になります。A型肝炎、B型肝炎、破傷風(DT2種混合)、狂犬病、日本脳炎に関しましては、安心してタイの生活を送るために厚生労働省に強く接種推奨されているワクチンです。現在の抗体の有無を調べることもできますのでお気軽にお問い合わせください。

初回7日2週3週4週5-8週3ヵ月6ヵ月9ヵ月12ヵ月
インフルエンザ1回*¹
A型肝炎1回目2回目
B型肝炎1回目2回目3回目
狂犬病1回目2回目*²
日本脳炎1回2回目
腸チフス1回
デング熱1回目2回目
肺炎球菌1回*³
帯状疱疹1回目2回目

*¹ WHO(World Health Organization)世界保健機関による北半球・南半球それぞれの推奨ワクチンとなります。北緯13度のタイ王国においては、それぞれの製造販売のタイミング(北半球用:9月下旬、南半球用:3月下旬)で入れ替わる形で接種することが通例となっております。タイの流通は安定しないため前後いたしますが、一般的には10月上旬~3月下旬は北半球用ワクチン、4月上旬~9月下旬は南半球用ワクチンが流通します。タイ・バンコクではどちらか一方を年1回接種することを推奨されています。
*² 予防接種の場合のスケジュールと回数です。もし狂犬病の感染の恐れがある接触があった場合にはこれまでの狂犬病ワクチンの予防接種歴と合わせて回数(3~5回)スケジュールが異なります。
*³ 肺炎球菌ワクチンに関しては日本国内外での再接種の安全性に関する知見の集積により、接種から5年以上経過した者には2009年10月より再接種が可能となりました。 日本感染症学会「肺炎球菌ワクチン再接種に関するガイドライン」において65歳以上の高齢者やハイリスク者には再接種が推奨されております。

接種スケジュール(子供)

サクラクロスクリニックでの子供のワクチン接種は、タイ・バンコクにおきましても下記のように日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール(BCGを除く)を実施しております。子供のワクチンは時期を逃すことで接種できなくなるものもございますので、 お早めにスケジュールを立てることお勧めしております。

日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール 2024年4月1日版  日本小児科学会

https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=138日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール

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