タイ・バンコクにある日本人のための内科・小児科・皮膚科

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食中毒

食中毒の治療について

 日本には年間1万人しか食中毒患者がいないのに対し、タイでは年間100~150万人の食中毒患者が発生します。タイ・バンコクでは主に飲食店の不衛生が感染ルートであるため細菌性(※食中毒には細菌性とウイルス性があります。)による食中毒が圧倒的に多いのです。
 細菌性の食中毒は早期の治療ならば薬と点滴で細菌の数を抑えて症状を軽くすることが出来るのが特徴です。もしタイ・バンコクで食中毒の症状があった場合には、まず細菌性の感染を懸念して、できるだけ早く1~2日以内に医療機関を受けるようにしてください。

Q1:食中毒は人に感染しますか?

A1:腸管出血性大腸菌(O157)、ノロウイルス、赤痢菌など感染力の強い細菌やウイルスは特に感染しやすく、便・吐しゃ物の接触からの経口感染には注意してください。

Q2:食中毒の原因となる細菌やウイルスにはどのような種類がありますか?

A2:細菌としてサルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ菌、カンピロバクター属菌、セレウス菌、ボツリヌス菌、ウエルシュ菌、赤痢菌、腸管出血性大腸菌(O157 )などがあります。ウイルスとしてアニサキス、ノロウイルス、リステリア、モノサイトゲネス、エルシニア、エンテロコリチカ、E型肝炎ウイルスなどがあります。

Q3:食中毒を我慢して自然治癒に頼っても良いですか?

A3:タイでは食中毒を我慢して自然治癒に頼るのはお勧めしません。先にお伝えしたとおり、すぐに治療することで症状を軽くすることができる「細菌性の食中毒」の可能性が大変高いです。あなたが我慢することで感染から2日以上経過した場合には細菌が爆発的に増えて症状が重篤になります。「細菌性の食中毒」は症状が重たくなると大変深刻になることは日本のレバ刺しやユッケの禁止などのニュースで広く知られているかと思います。

Q4:タイの私立病院は食中毒の入院が10万バーツ前後で高額でした。他に治療する方法はありませんか?

A4:サクラクロスクリニックでは最長9時間(9時から18時)の点滴治療が可能です。食中毒の原因、症状、治療時間にもよりますが一般的には1万バーツ~2万バーツでご予算にも合わせられます。治療したのち、自宅(ホテル)で安静にされてください。

Q5:医師の診察で聞かれることはなにですか?

A5:①いつどんな症状が始まったか、②いつ何を食べたかについて聞きます。できる限り思い出してください。

治療費例

原因や症状により治療に使われる薬剤や治療時間が大きく異なりますのであくまで目安としてご確認ください。

診察代(ドクターフィー含む)

1700バーツ

ベッド代(介助、シーツ代など含む)

5000バーツ

点滴代

2000バーツ

処方調薬代

2000バーツ

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