アミノインデックス リスクスクリーニング (AIRS:AminoIndex Risk Screening)

さまざまな疾病リスクを1回の採血で調べられる日本の血液検査
アミノインデックス リスクスクリーニング (AIRS:AminoIndex Risk Screening)

文章番号:21S043302
作成日:2020年7月31日

医療法人桜十字グループ サクラクロスクリニック 事務長 大原 武 

 アミノインデックス リスクスクリーニング(以下、AIRS)は、1回の採血で、血液中のアミノ酸濃度バランスから、現在・将来のさまざまな疾患リスクを一度に検査します。人のからだは約60%が水分で、約20%がたんぱく質でできており、たんぱく質は、20種類のアミノ酸から作られています。  健康な人の血液中のアミノ酸濃度は、それぞれ、一定に保たれるようにコントロールされています。しかし、さまざまな病気になると、一定に保たれている血液中のアミノ酸濃度のバランスが変動することが分かっています。AIRSとは、血液中のアミノ酸濃度バランスから、さまざまな疾患リスクを一度に評価する検査です。

検査費用

9,500THB


 

AIRSで調べる疾患(リスク)と対象年齢

AIRSは、下記年齢の日本人を対象として開発された検査です。 これらの方以外の結果は報告されますが、評価対象外となります。

検査項目 評価内容 対象年齢
男性 AICS(5種) 胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん 25歳~90歳
前立腺がん 40歳~90歳
AILS(脳心疾患リスク) 10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク 30歳~74歳
AILS(糖尿病リスク) 4年以内に糖尿病を発症するリスク 20歳~80歳
AILS(アミノ酸レベル) 血液中の必須・準必須アミノ酸の低さ
女性 AICS(6種) 胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん 25歳~90歳
子宮がん・卵巣がん 20歳~80歳
AILS(脳心疾患リスク) 10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク 30歳~74歳
AILS(糖尿病リスク) 4年以内に糖尿病を発症するリスク 20歳~80歳
AILS(アミノ酸レベル) 血液中の必須・準必須アミノ酸の低さ

・脳卒中・心筋梗塞の方(治療中も含む)のAILS(脳心疾患リスク)値やランクおよび検査結果に基づくタイプ、糖尿病の方(治療中も含む)のAILS(糖尿病リスク)値やランクおよび検査結果に基づくタイプも出力されますが、いずれも評価対象外となります。

・この検査には健康保険は適用されません。

・子宮がん・卵巣がんは、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんのいずれかのがんである可能性について評価することはできますが、それぞれのがんの可能性について区別することはできません。

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